ヤドリギの下で
左は、地味な黄色い実をつけているヤドリギ。
右は、赤い実をつけているアカミヤドリギ。どちらも、実をつけるのは雌株だけ。

クリスマスの頃、ヤドリギの下では、女性はキスを拒めないとか。

転じて、ここでの出会いは結ばれる運命だとか、
思い人を待つ場所、などともいわれます(18歳以上?)。

そのほか、不死や肉体再生の象徴、魔除けなど、
いろいろな神話・伝説があります。

ヒレンジャク
アムール川流域で繁殖するヒレンジャク。冠羽がおしゃれで人気の美しい小鳥。
シベリアに食糧が少ない冬は、日本へもたくさん渡ってきます。今年はどうかな?
実はとても甘いのですが、舌がピリピリしびれるので、
食べない方が無難です。
粘り気が強いので、食べた鳥の糞は切れにくく、枝にからみます。
この粘り気こそ、種が大木の枝に根を下ろすための戦略です。

尾の先が赤いヒレンジャク(緋連雀)や、
尾の先が黄色いキレンジャク(黄連雀)が、
種子の媒介者として活躍します。
(ヒヨドリやツグミなども食べます)