「別荘や山小屋で夜明けに聞きたい鳥」という選挙があれば、
きっと1位になる、アカハラ
アカハラ1
目先が黒いのはオス成鳥の特徴ですが、
眉やえりくびまで赤みが差しているカッコイイ個体は、なかなかいません。

こういうオスはきっと長生きするのにもたけていて、メスにモテます。
たぶん去年もいた、大胆で余裕しゃくしゃくのオス。ナレオ(慣れ男)君と命名。

最後にクイズあります
嬬恋牧場
彼がいるのは嬬恋牧場/愛妻の鐘。植込みのまわりでミミズなどを探します。
アカハラ2
朝まだ暗いうちから30分間「キョロン、キョロン、ツリリ♪」。
コーラスが終わると地上に下りて、お食事タイムです。
あ~…山の冷たい清水で顔を洗いたい!
アカハラ3
ジューシーな芋虫は、中身スカスカの成虫に比べて栄養価が高いのです。

今日のQ
日本の国鳥はキジ。都道府県の鳥もそれぞれ指定されていますね。
「市町村の鳥」を決めているところも少なくありません。
では、アカハラが「市町村の鳥」になっているのは、どこでしょう?
(高原の別荘地といえば…?)

前回の答
タゴガエルは、源流の、岩清水の湧き出し口の奥に産卵します。
卵を食べにくる敵がほとんどいないので、たくさん産む必要がないのです。
そのぶん、1粒1粒に栄養(卵黄)がいっぱい入った、大きな卵を産みます。
タゴガエルのオタマジャクシは、
卵黄の栄養だけで、何も食べずに仔ガエルになります。

(去年、しぜん情報館でも実験して証明されました)