万座から少し下ると、ズミやエゾノコリンゴなどの
赤い実が目立ちます。

木は、色覚が発達した鳥に種を運んでもらうため、
おいしそうな色にしているわけですが、
色素を作るのにもコストがかかります。

でも、鳥は味覚があまり発達していません。
なので、木は実にあまり糖分を投資せず、
鳥を色で騙しています。
ためしに、赤くおいしそうな実を口に入れてみて下さい。
まずいこと、まずいこと。

このところ、冬鳥のツグミが増えてきて、
これらの実も徐々に食べられ、少なくなっています。