まだほとんど雪に埋もれていると思っていた弦ヶ池(つるがいけ)ですが、少しずつ氷雪が解け、水面のエメラルドが見えてきました。
夕方の静寂の中、池畔に立つと、山肌の樹林から、3~4羽のルリビタキの歌合戦が聞こえてきました。早々と渡ってきたオスたちです。少女の笑い声のような、早口のさえずりが特徴です。
この時期、ダケカンバの樹林が、薄汚れてきた残雪に白く映え、美しい季節です。