2023年11月8日立冬(りっとう)。紅葉を終えた季節、冬の訪れを感じさせるのは植物だけではありません。
足元の古木をそっと覗いてみると可愛いらしいキノコがひっそりと顔を出していました。なんというキノコでしょう?
実は、食卓でもお馴染みのキノコ「エノキタケ」です。一般的に食べられているエノキタケは栽培されたものですが、野生のエノキタケは見た目がまったく違いますよね。主に冬から早春にかけて生えるキノコです。雪の中でも見つけることができるので、別名ユキノシタとも呼ばれています。キノコって秋のイメージが強いですが、実は一年中見つけることができるんです。

軽くつまむと胞子を飛ばすホコリタケの仲間
しぜん情報館では、11月30日までキノコや粘菌(変形菌)の写真展示も行なっていますので、万座温泉へお越しの際はお立ち寄りください。
冬の牛池の様子