7日の午前、何やら白黒の小鳥が、
情報館の窓に(たぶん、映っている自分の姿に)
しきりにアタックしています。
ノビタキ1
オスは白黒のコントラストと、胸のあんず色がきれいです
(写真は万座ではありません)。
今日もクイズあります

それから展望テラスにとまり、裏の川向うへ。
雨の中、探してみると、初記録のノビタキ。
それにメスもいました。

ノビタキ2
メスも翼にオスと同じ白い紋が。

ノビタキは高原の荒れ地っぽい草地を好みます。
渡りの途中でもオスとメスが出会えば、生まれ故郷へ戻らずに、
突然そこで繁殖する気になることもある、パイオニア的な鳥。
植生の貧しい空吹のまわりなんて、まさに好みの環境かも(偽高山帯)。

ノビタキ3
オスは草原随一の歌い手。
まだ真っ暗な午前3時前から
「ヒーロリー、ヒヨヒヨ」とフルートを奏でます。

日本の草原とともに、ノビタキなど草原性の鳥が減っています。
万座ペアの開拓者精神に期待したいと思います。

今日のQ
ノビタキは、春にどこから渡ってくるでしょうか。三択です。
1)シベリア
2)モンゴル
3)ベトナム

前回の答
2019年の5月16日でした。
(=掲載日。正確には5月14日の夜でした)