ハコネサンショウウオと紅葉
一か月ぶりの外の景色に驚いた表情のハコネサンショウウオ。
あなたも、紅葉のピークを見逃した口では?

ちょっと見ないあいだに秋は深まり、
サンショウウオたちはびっくりしたでしょうか。
再び源流をさかのぼり、湧き出し口から地下水へ潜ります。

源流へ帰るハコネ
黄色の丸の中に1匹ずつ。故郷はこんな環境です。

クロサンショウウオ(ペコ&ポコ)は湿原の近くへ。
ぐいぐいと腐葉土の下へもぐっていきました。
ミミズやワラジムシなど土壌動物を食べる彼ら自身もまた、
土壌動物なのだなあと、改めて感じました。

ペコポコの放逐(菅平)

寒さには強いサンショウウオですが、浅い地中では凍りつくでしょう。
腐葉土の発酵熱と、厚く積もった雪のふとんに守られれば、
氷点下にさらされずに、一冬を安眠できるのかもしれません。