展示中のドライフラワーを、アップで見せて欲しいという
ご要望がありました。ごもっともです。

ミヤママルハナバチとコアオハナムグリ
(左)ミヤママルハナバチの胸の毛はオレンジで、周囲がレモンイエロー。
          針が目立たないよう、上に突き出ないようにし、黒く塗りました。
  (右)コアオハナムグリがノハラアザミの花粉を食べている風。

クサフジ、ツリガネニンジン、アキノキリンソウ等
(左)クサフジ・コウゾリナ・ミゾソバ・ノコンギク等
  (中)ツリガネニンジン   (右)アキノキリンソウ

山野草、特に複雑な形のマルハナバチ媒花をドライフラワーにするのは、
細かく根気のいる作業です。
リンドウやトリカブトは花弁が厚く、わりあい作りやすいものでした。


アカツメクサとオヤマリンドウ
(左)アカツメクサ           (右)オヤマリンドウ
難しかったのは花弁の薄いツリガネニンジンやツリフネソウ。
何回もチャレンジして、やっとそれなりに。
ツリフネソウの花弁にはシリカゲルの結晶がついたままですが、
もう払い落とせません。ふれなば散らん、です。

ツリフネソウとヤマトリカブト
(左)ツリフネソウ(右方はキツリフネ)    (右)ヤマトリカブト

それでも、上手くいかずに落ちた花や破片は、
散りばめると美しいオブジェに。
来年、ご一緒にチャレンジしてみませんか?