飼育展示の中で、いちばん目立たないけれど、
いちばん可愛らしいのは、この小人たちかも。
皆さん、覚えていますか?

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だんだん色素ができて、黒っぽくなってきました。

タゴガエルのオタマジャクシです。
冷たい流水の中、サンショウウオに食べられないよう、
ビンに網のふたをして、沈めて飼育。


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口を吸盤にして、ビンにくっついたりします。
よ~く見て下さい。ほら、足がはえてきました。

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実はこれ、8月上旬の様子です。大きさはわずか1.5cm。

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白い消化管や尻尾は、まだスケスケですね。


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ビンの外はごぼごぼ。中は穏やかな水の循環。

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網のふたにはいのぼってきたのは、
空気を吸えるようになった証拠でしょうか。

タゴガエルのオタマジャクシは、お腹につけた卵黄の栄養だけで、
何も食べずに仔ガエルになることが知られています。
餌をやった人もいますが、食べなかったそうです。

続きはまた次回。