3月5日の夕暮れ。
高波のような地吹雪
谷底からの暴風で、粉雪が怒涛の如く道路を襲います。
天気図200305
知っておきたいのは2つだけ。
北半球では 高気圧は右回り(空気を吐き出す)
 低気圧は左回り(空気を吸い込む)

高気圧から出た空気が低気圧に吸い込まれるのが「風」
 
(気圧の差が大きいほど強風)
西高東低の気圧配置になると、北西の季節風が吹く理由がわかりますね。
(上の黒い矢印)

こんな日は、日中の運転でも、
徐行 点灯 ハザードランプ ホワイトアウトの瞬間は停止 
で、お願いします。
4月まではこんな日もあるので、冬タイヤはまだまだ履いたままで。

シベリア生まれの冷たい空気が
日本海(暖流)の上を通過すると、蒸気(湯気)が立ちのぼります。
それが草津白根山などの西側にあたって、雪となって落ちます。

同じ群馬県でも、山向こうの平野では、
この空気が「からっ風」として吹き降ります。
地吹雪1地吹雪2地吹雪3地吹雪4地吹雪5地吹雪6地吹雪7日本海は大時化で、漁はお休み。
HOが 波か雪かの違いこそあれ、高潮のような地吹雪が、
あっという間に襲いかかってきます。

二本足で立ったまま、凍結した路面をずるずる…と、
後ろに流されました。