雨の夜道から連れてきた次の晩、
2匹のメスが相次いで産卵しました!
万探池
現在の万探池。
朝、来てみたら、白い泡のかたまりが2つ、大バクハツしていました!
穴に入りきらなかった卵
万座のモリアオは、よそのモリアオより小さくて、
ミカン大の泡のかたまりを、穴ぐらに産みます。

で、よさげなトンネルをいくつも用意したのですが、
連れ帰ったメスは思いのほか大きかったみたいで、
よそと同様、リンゴ大のを産みました。
あふれる卵
一晩で変わった景色に、ヤマアカガエルは唖然としています。
あふれる卵2
①を産んだメスは、穴に入るのを完全にあきらめたようですね。
あふれる卵3
②は、ケーキ作りの失敗作のよう。
アカガエルとアオガエル
来館されたお客様は、たいてい誤解されます。
鳴いているのも、卵の親も、このアカガエルだと。
いました、いました、産みの親が。
水中の落ち葉の下にもぐっているので、暗い色に。
足作りケーキ。
手作りならぬ、足作りのメレンゲ。
でも、ていねいに練り上げてあります。

朝、純白だった泡も、夕方には黄ばんで、
表面が少しカピカピになってきました。
こうして、中の卵が乾燥から守られます。

半月ぐらいすると、なかでオタマジャクシが孵ります。
霧吹きでオタマを水に落とす「ぽとんぽとん体験」ができますので、
ぜひいらして下さい!