気象庁は22日、草津白根山にある白根山(湯釜付近)で火山活動が高まっているとして、同火山の噴火警戒レベルを1から2へ引き上げました。

これを受けて、地元草津町では、白根山湯釜火口からおおむね500mとしていた立ち入り規制の範囲を1kmに拡大しました。

また、この影響で国道292号志賀草津高原ルートは、殺生ゲートから万座三差路までの8.5km区間が終日通行止めとなります。

草津白根山 白根山(湯釜付近)の噴火警戒レベル

変更前
1活火山であることに留意

火口から500m圏内の立ち入り規制

変更後
2火口周辺規制

火口から1km圏内の立ち入り規制

気象庁では次のことに警戒するよう呼びかけています。

  • 湯釜火口からおおむね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
  • 噴火時には、風下側では火山灰だけでなく小さな噴石が風に流されて降るため注意してください。

警戒が必要な範囲