黒っぽいアオガエル
牛池で生まれ、「かたらいの森で」育ったので『カタロー♂』。
情報館でよく鳴きます。暗いところにいたので、黒っぽくなっています。
2月にお目見えした大きなモリアオ『ケルリーナ』(日光生まれ)は、
少し刺激されてるみたいです。

里にふつうのアオガエルは「シュレーゲルアオガエル」といい、
田んぼの畦の泥の中に泡を作って産卵します。

山地には、ところにより、木の枝に泡のかたまりを作る
「モリアオガエル」がいます。
(昔は同じ種類とされていました)

万座はビミョー。
小さく、声が甲高く、目が金色で、
暗いところにもぐって鳴いている → シュレーゲル的。

吸盤が大きく、目がオレンジ色のもいて、
卵が丸見えのこともある → モリアオ的。

3つの池によって、片方だけか、両方いるのか、
違うのかもしれません。
本当に同種、あるいは第三の種ではないの?

高地や北国では、しばしば専門家をも
悩ませる問題です。