半月前からオスが鳴いて待っている池へ、
6月11日、ついに妊婦さんたちが向かい始めました。
もうすぐ牛池
牛池はもうすぐそこ。ひかれないで!
まだらのメス
モリアオらしい、まだらが浮き出たメスも。
けっこうでかいです。7cmくらい。

たくさんのメスが池に到着したのでしょう、
この夜、オスたちのラブコールが激しくなっていました。

最大の謎はコレ!(下の写真)
牛池で繁殖していないはずのクロサンショウウオ
(たぶん3歳=未繁殖世代)が、
牛池のほとりの路上に!
謎のクロサン
繁殖できるようになるまで故郷の池には戻りませんから、
3年間で直線距離1.5kmを移動してきた?
(道のりはその数倍。川を越えたのだとしたら、下流へ流され、
たまたま対岸に流れ着き、そこからさらなるすごい旅を…⁈)

それとも、人知れぬ繁殖池がある?

牛池を新天地に選んでも、
出会いはほとんどないし、
酸性が強くて、子どもが育たなかった…という歴史が、
過去にはくり返されてきたのかもしれません。

体力はあるので、体の中の方位磁石が働いて、
来春までには故郷の池に戻る、という可能性が高いかな?