ハクセキレイは、もともと北日本の海岸付近で繁殖する鳥でした。が、1980年頃、繁殖の南限をどんどん南下させ、数年で一気に九州まで到達。
今では、海から遠い内陸や高原まで進出し、町のガソリンスタンドや高速道路のサービスエリアに必ずいる、おなじみの鳥になりました。人を恐れないのが強みで、繁栄したのでしょう。
人の足もとをちょこまかと、足手まといのように歩く、憎めないあの鳥です。