耳をすますと、キャララキャララ、クククッ…と可愛げな声。
やってるやってる。

これでメスに抱きつくのです。

昨年ここを見つけたときは、繁殖期も終わりかけでしたが、今年はまだ初期です。
氷さえ解ければ、雪が残っていても産卵を始める、春一番のカエル。

カップルが一組、新しい卵塊が3つほど。

吸盤のないヤマアカでもはい上がれるでしょうけど、
水の流れが不安定なので、
オタマジャクシの生き残る確率は低いかも。


この夜は、嬬恋村の里でもおびただしい数の
アオガエルやアカガエルが夜道にあふれ、無残な姿も多数。
たしかに、轢かずに走るのが難しいほどでした。
万座では、これから順次、
ヒキガエル、クロサンショウウオ、
タゴガエル、ハコネサンショウウオ、モリアオガエル
と、両生類の繁殖期がめぐってきます。