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雨上がりの夜、気温7℃。絶好のコンディションです。
耳をすますと、キャララキャララ、クククッ…と可愛げな声。
やってるやってる。
(左)頬をふくらませて鳴いているオス(右)出来上がりのカップル
オスが20~30匹(ヤマアカの繁殖地としては小規模)、
カップルが一組、新しい卵塊が3つほど。
浅い側溝なので、
吸盤のないヤマアカでもはい上がれるでしょうけど、
水の流れが不安定なので、
オタマジャクシの生き残る確率は低いかも。
1粒1粒の透明な寒天質がレンズになって、きれいに見えます。
暗い場所から出てきたばかりの子は、まだ暗い色。
この夜は、嬬恋村の里でもおびただしい数の
アオガエルやアカガエルが夜道にあふれ、無残な姿も多数。
たしかに、轢かずに走るのが難しいほどでした。
万座では、これから順次、
ヒキガエル、クロサンショウウオ、
タゴガエル、ハコネサンショウウオ、モリアオガエル
と、両生類の繁殖期がめぐってきます。