万座しぜん情報館は、環境省が整備した国立公園の自然案内・展示施設です
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卵の季節
詳細
2021年06月05日
休館中でも季節は進み、展示用の飼育は増えています。
よく「アケビの実にそっくり」といわれる
クロサンショウウオの卵塊。
左はあえて冷蔵庫に入れ、発生を遅らせているもの
(アケビ状態を長く楽しんでいただくため)。
右はもう、ぴくぴく動き、まもなく孵化します。
情報館内の「万探池」では、モリアオガエルが産卵しました!
万座のモリアオは、穴ぐらに産みたがります。
でも、穴が小さすぎて、泡のかたまり(リンゴ大)を作るときに
蹴とばしたのでしょう、穴がひっくり返っています。
産卵後のモリアオ・メス。お疲れさまでした!
雨の夜は、メスたちが産卵に集まります。
左は、小さな卵を2000粒も産むヤマアカガエル(産卵場所不明)。
右は、大きな卵を200粒ほど産むモリアオガエル(各池で産卵)。
タゴガエルは、昨年、3匹が情報館で産卵してくれたので、
簡単だと思っていたら、今年は失敗…。
昨年メスに卵を産ませた2匹のオスが、今年は鳴かず、
臨月のメス3匹を入れても、その気になりません。
あわてて、沢の岩の下でなわばりを張っていた
いかついオスを捕ってきたのですが、
そのオスもまったく鳴かず。
最後の手段で、タゴガエルの録音を聞かせたのですが、
誰も刺激されず、反応せず。
大粒の卵がお腹に透けて見えます。
オスに言い寄られなければ、メスはその気になりません。
このままでは、卵がお腹に吸収され、
産卵せずに終わってしまいます。
それでは自然破壊。
やむなく沢へ逃がしました。
オスたちが鳴いている付近へ…。
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