万座しぜん情報館は、環境省が整備した国立公園の自然案内・展示施設です
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星空とコウモリ
詳細
2021年09月28日
すっかり秋の夜空になりました。
万座峠から見た南天。下方は浅間連山と嬬恋村の灯。
夏のシンボルさそり座は、もう南の空低く、すぐ沈んでしまいます。
耳元でチッ、チッと、コウモリの可聴音がかすかに聞こえました。
牛池で、コウモリ撮影の準備中。
赤いライト二つを設置。
右上に宵の明星(金星)。
明るいのは枯れ木。その左上を飛ぶ後ろ姿。
せいぜい、こんなもんでした・・・ ^ω^;
万座峠の可聴音は、たぶんこのコウモリではありません。
全哺乳類の約1/4がコウモリの仲間。
日本にも約30種類。
水面すれすれを飛ぶのは
モモジロコウモリのことが多いのですが…
捕まえてみないと断定はできません。
朝、情報館のトイレ棟で拾われたコテングコウモリ。
「死んでんの?」と聞いたら、「まだ生きてる…」とのこと。
皮膜は、手の指と指の間に特に発達。
つまり、手の指の骨がヒジョーに長いのですね。
昼間は保護し、暗くなって外に出したら、
超音波と耳で「開けた空間」と認識したようで、
元気にひらひらっと闇へ消えていきました。
海に魚を放すのに似て、
「闇を得た蝙蝠」という感じでした。
万座峠の可聴音は、たぶんこのコウモリでもありません。
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