しぜん情報館で飼育中のクロサンショウウオは、オープンに間に合わせ、4月10日頃から産卵が始まった菅平(標高1200m)からお借りしてきたものです。季節は進み、今は万座温泉から車で15分ほど登った渋峠(標高2170m)の池で産卵中です。
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フクロウしか鳴いていなかった暗闇の時間帯が終わりかけると、ホトトギスが焦るように、狂ったように、鳴き叫びます。カッコウも、意外と暗い時間から鳴き始めます。どこかで、アカハラの「キョロン、キョロン」が響きます。東の空が白みかけてきました。ついで、コマドリの「ピルルルルル」の美声。
今朝はとっても寒かった!です。ササの葉は薄く新雪をかぶり、木々には霧氷がついていました。その霧氷が落ちるパラパラという音がひっきりなし。これも春の音です。カッコウやメボソムシクイも南国から渡ってきて、演奏者がそろいました。
新緑が1日に10メートルの速さで、万座の谷を駆けのぼっています。それを追って、花々もふもとから咲いてきています。万座温泉へ向かう途中、赤や紫のツツジ、白いズミの花がきれいです。