コヒョウモン
成虫の時期が短いコヒョウモン
7月はもっともチョウの種類が多い時期です。春から秋まで見られるチョウのほか、6~7月だけに現れるチョウも。 限られた草原にしかいないコヒョウモンやヒメシジミも、今なら見られます。
クジャクチョウ(左)とヒメシジミ(右)

オオルリ
カラマツのこずえで歌うオオルリのオス
夏のゲレンデに響く美しい声は、オオルリのさえずり。 ひねもす歌い続けているのは、独身オスか、 はたまた二回目の繁殖で、メスが抱卵、オスがヒマ(第二メス募集中)なのかもしれません。 万座温泉のある建物では、キセキレイが子育て中...

マダラカゲロウ?
浅黄色の美しい妖精
万座は水辺環境が多様で、水生昆虫も豊かです。ただ、昆虫は種類が多すぎて、何の仲間か判然としないことも。牛池で見かけたこの虫は、トビケラの一種かと思いましたが、詳しい人に聞くと、マダラカゲロウの仲間かもしれないとのことでした。...

ミツガシワ
え~っ⁉ ミツガシワ!
万座の3つの池のうち、唯一、道路から見えない、森に囲まれた別世界、弁天池。ワタスゲ、モリアオガエル、クロサンショウウオ、

弦ヶ池180613
何となく、夏が来れば思い出しそうな風景
万座には3つの池があり、いずれも湿原を伴っています。弦ヶ池(つるがいけ)ではワタスゲが盛りです。数種類のトンボと、モリアオガエル、アズマヒキガエル、ヤマアカガエルが生息しています。泥炭や浮島が発達しており、数千年後には高層湿原になりそうです。...